お姉ちゃんノート

京都の紀行文

2020.09.01

昨年の事ですが「宇治市源氏物語ミュージアム」で公開されていた「GENJI FANTASY ネコが光源氏に恋をした」が目的で、京都に行って参りました。
お姉ちゃんの出演作「有頂天家族」の聖地巡礼もしつつ楽しく京都をめぐって来ました!

順路に沿って、旅路の内容をご紹介いたします。

①朝ごはん
ちりめん山椒と佃煮で有名な、「京ぎおん下河原やよい」に併設されている「CAFE RESTAURANT やよい」にて朝ごはんをいただきました。店名が社長と一緒でびっくりしました。
きっこさんは名物の「お茶漬け膳」をオーダー。
私は夏季限定の冷製パスタを頼んだのですが、大変おいしかったです。
セットのミニデザートが大好物の白玉で嬉しかった…!
カフェの作りが和モダンでとっても素敵でした。現地を訪れた際には足を運んでみてはいかがでしょうか?
名物のおじゃこを買わなかったのを後悔していたのですが、調べたら新宿伊勢丹などで普通に買えるそうです。Oh…東京に帰ったらチェックしなくては。

②八坂神社
近くにあった八坂神社で京都巡りが無事に終わりますように、それから京アニの事件で被害に遭われた方たちに想いを込めて参拝しました。
お姉ちゃんが涙を拭きながら参拝していた事を思い出して、これを書きながら鼻の奥がツンとしています。

③狸谷山不動院
アニメ「有頂天家族」の聖地のひとつです。
お姉ちゃん演じる桃仙の故郷で、総一郎さんと出会った場所。
フワフワのお母さんも居た所ですね。
湿気がすごく、しんとしていて不思議な雰囲気でした。
狸谷山不動院と彫った大きな石碑の下に居る大量の信楽焼がお出迎えしてくれます。
女の子のたぬきや寝そべっているものなども居て、ユーモア溢れるたぬきたちが沢山居ました。
矢三郎って呼びかけたら「母上、見つかってしまいましたか」って出てきそうな気がして、本当に不思議な気持ちになります。
夢と現が混じっているような、不思議な空間でした。
頂上まで行くと有頂天の台本などが置いてあるらしいのですが、苔と濡れた石畳でとにかく足場が悪く、最初の弁天様の所で心が折れてしまいました。
並んだ鳥居が美しくて、可能なら鳥居を眺めつつ頂上まで歩いてみたかったです…。
階段が濡れるほどの湿気で難儀したのですが、サワガニが石段を歩いているという珍しい光景を
見る事が出来ました!
あのサワガニちゃんは揚げたらきっと美味しいでしょうねぇ。

④鴨川デルタ
数々のアニメに出て来る、アノ有名な飛び石のある場所。もちろん、有頂天家族にも出てきます。
亀と千鳥の形の飛び石を見て、わー見たことあるやつ!と、テンションが上がりました。
子どもたちが元気いっぱいで川遊びしていて、河原にはシロツメクサとモモイロシロツメクサが沢山咲いていて、何かの物語の一場面を見ているみたいでした。
またしても現実感が薄れていくような感覚に陥ってしまいました。
すっかりその気になってしまい、柄にもなく四つ葉のクローバーを探そうとするも暑くて即・ダウン。
カフェに避難しました!
サヨナラ、ドラマチックだった気分の私…。

⑤ボンボンカフェ
男装した桃仙が、女の子に化けた矢三郎を伴ってビリヤードをしていた所です。
さっきまで鴨川で飛び石を頑張って跳んだから汗だく。ノドもからから!
冷たいソーダでクールダウンしました。
アルコールだったので頼まなかったのですが、メニューの中に「偽電気ブラン」を発見!!!
「矢四郎…あの子が作ったやつかしら?」
みたいな事を考えてしまいました。

⑥宇治市源氏物語ミュージアム
ずーーーーーーっと行きたかった場所。建物が立派で庭が美しく見事です。
展示物や資料が充実していて、特に源氏物語を勉強し始めた人や海外の方などにとってもオススメです!
牛車の実寸大の再現模型を見れたり、お香の原材料を嗅げたりするのも面白い。
第一目的の「GENJI FANTASY ネコが光源氏に恋をした」もとっても楽しかったです!
豪華声優陣が出演されてるだけあって、耳が幸せ。お姉ちゃん演じる「紫式部」も、とってもとーーーーーっても素敵でした!
絵もキレイで可愛かったですし、背景もすごく美しく描かれていたし、ストーリーも面白かったです。
短いながらも大満足の内容。
まだ源氏物語を読んだことが無い方がご覧になったら、きっとヒロインの様に源氏物語を読みたくなると思います。
自分も、かなり忘れているところが多かったのでまた読み返したいと思っております。
漫画で…(小声)
原画展もギリギリで見ることが出来たので嬉しかったです。
サイン付きの台本が飾ってあって、横にサインしたお姉ちゃんが居て、足跡が残るというのはとても大切な事だと感じました。

⑦京都駅にてゴハン
早めのお夕飯に、名産の近江牛と鱧をいただきました。
とても美味しかったです!!!
スケジュールの都合上、食べられないと思っていた鱧が食べられてとても嬉しかった。
鱧と言えば、湯引きで梅味というものしか知らなかったので、フライをタルタルで頂くのがこんなにも美味しいとは…。
17才歴も長くなって来たけれど、知らない事だらけ。自分、まだまだですね…。
そして、京都感モリモリのお店だったのですが、同じお店が新宿伊勢丹にある事が発覚。
またこのパターンです。新宿伊勢丹すごいですね!

まとめ
画面の中でしか見る事のない世界を目の当たりにすると、本当に不思議な気持ちになります。
キャラが歩いていそうな気分になりますし、呼んだら角からひょっこり現れたりしそうです。
今回は有頂天家族の縁の地を訪れましたが、そういえば木崎湖でもそんな気持ちになった記憶があります。
いわゆる聖地巡りというのは本当に楽しいので、また機会があれば決行したいと思います!

マネージャーM