お姉ちゃんノート

『井上喜久子・ふんわりトークライブ〜歌ってGO♪〜』夜の部ライブレポート

2025.06.19

暑くなく寒くなくといったお天気で、ゴールデンウィークの真っただ中である5月4日に今回のイベントは開催されました。イベントのタイトルは「井上喜久子・ふんわりトークライブ〜歌ってGO♪〜」。
その名の通り“ふんわり”したイベントだったのでしょうか!?
お越しいただいた方々には振り返りを、離れた場所から応援してくださった方々にはおすそ分けを、という事で夜の部にレッツ潜入です!

今回の会場は11月のイベントと同じく、SHIDAXカルチャーホール。会場と同時に続々とお客さまが来場されます。
開演までの少しの間、ワイワイと賑やかな様子がイベントへ向けて気分を高揚させてくれます。

そして、いよいよ時間です。

ステージの大きなスクリーンにオープニング映像が流れます。浜辺を歩く映像の中のお姉ちゃんが微笑み「ふんわりライブはじまりま〜す♪」という言葉と同時に会場いっぱいに音楽が流れ始め、マイクを持ったお姉ちゃんが登場し歌い出します。
まず一曲目は「どうぞよろしくね」。
白いレース生地に、水色やピンク、黄色などカラフルな草花がプリントされたふわふわのワンピースのお衣装と、曲の可愛らしい雰囲気がぴったり合っています。
歌い終わると「皆さん、ようこそ〜井上喜久子ふんわりトークライブ〜歌ってGO♪〜夜の部へお越しくださりありがとうございます♪井上喜久子17才ですっ」と、お姉ちゃん定番のご挨拶から。会場の皆さまといえば、さすがです。急に差し込まれたにも関わらず、すかさず「ぉぃぉぃ」と控えめにレスポンス。「わ〜、一回目の小さなおいおいありがとうございます。おやおや〜声が小さいぞ?みんな恥ずかしがらないで大きな声でおいおいって言ってね?それじゃ、もう一回いくよ〜井上喜久子17才ですっ」と言うと、今度は「おいおい!」「はいはい♪ありがとうございま〜す」と滞りなくコールアンドレスポンスできました。やはり、これが無くてはなりませんね。
「もうね、おいおいあってのだからね。本当に何十年も17才をやってて、17才のベテランだから、スペシャルゴールデン17才になっちゃって、ほんとすみませんみたいな(笑)おいおいって言ってくださる優しい皆さまの中で、こうして楽しくやらせていただけて本当に幸せだなって思います。改めてお礼を言わせてください、ありがとうございます。」はじまりの挨拶に拍手が鳴り、いよいよイベントスタートです♪

まずはオープニングトーク。
「GWですね。昨日今日と本当に本当にいいお天気じゃないですか。そんな中、屋内に来ていただいちゃって恐縮です(笑)5月って本当に最高だよね。この時期のお天気の日って、本当に気持ちがいいから、近所の公園でぼんやりしているだけで幸せ〜。5月って、桜の季節は過ぎても花壇にお花がたくさん咲いたり。つつじとか。ハナミズキとか。ああ、世の中にはこんなに美しいものがいっぱいあって素敵だなって思います。新緑のみどりもすっごく生い茂ってきれいで、眺めていると嬉しい気持ちになりますよね。前回のふんわりトークライブを秋にやったんですけど、その時には秋って最高って言ったんですけど(笑)だけど、お姉ちゃんは本当に春と秋が大好きです。でも、このお話は何度かしたかもしれないけど、本当の17才のころは圧倒的に夏が好きで、海が好きで。海はもちろん今も好きなんだけど。時が経つと、夏も良いけど秋もいいなとか、もちろん冬にも良さがあるし。海も良いけど山も良いなとか。いいなって思うものが増えるのは嬉しいなって思います。」本当の17才というところに会場のお客様から笑いが漏れつつ、トークが進みます。
「さて、そんなわけで、一曲目に聴いていただいのは岡崎律子さんが作ってくださった『どうぞよろしくね』という歌でした!」

そして、最近の出来事について。
「じゃあ、最近のことをお話していこうかな。私ずっと17才をやってきて、皆さんが“おいおい”って言ってくれていつも楽しく過ごせているんだけど、先日、スタジオで本当の17才にあったの。そういう時って、同い年〜なんて話しかけたりして。突っ込み役がいると、おいおいって言ってもらえるんだけど。不在だと、ただただ困惑されちゃったり(笑)でもね、私、リアルな17才だったころよりずっと楽しく生きているの。あの頃は落ち込みやすかったけど、今はなんでもOKで〜す♪みたいな。そんなお姉ちゃんなんだけど、できないことがあります...。それはね、モスキート音を聞くこと。オスの蚊の羽音を流すと、不快な音でお店の前に人が溜まらないようにとか、虫よけの効果があったりするんだって。でも、聞こえなくて。そしたら、若手の子がYouTubeで聞けますよって教えてくれたの。検索したら“この音が聞こえたら耳年齢50歳以下”っていう動画があって、いよいよだって思って再生したら、まったく聞こえないっていう...でも、それはそれでいっかなって思います♪...あの大丈夫かな?こんな感じで...」先ほどから会場は笑いに包まれっぱなしです。
「それで、あと最近あったことと言えば旅行に行ったの。4月に沖縄と北海道に行きました!日本って縦長で良かったよね。縦長だから、季節が土地ごとに巡るというか...。それで、沖縄では今回のイベント用の撮影をしました!北海道はね、函館と小樽に行きました!沖縄もすごくい
い所だったんだけど、函館もすごくいい所で。おいしい海鮮やジンギスカンがあったり。小樽の運河沿いを歩くだけでノスタルジックな気分になったりしてね。素敵なお土産屋さんもたくさんあって。ガラス工房やオルゴール館やキャンドル屋さんでお買い物をして。そんな中、お姉ちゃんは、若返りに関係あるものを手に入れてしまったんですよ。それは食べ物なんだけど。食べると、すごい若返っちゃうの。それはね、こちらをご覧ください。ジャン♪」


 
「はい“百五十歳若返るふりかけ”です。笑っちゃうよね。でも、塩分控えめで、昆布と白ゴマと愛情が入っています♪パッケージの裏も見てほしくてね」

 
「このポエム。良いよね〜!ちょっと本域で読んじゃおうかな?うふふ」
そして、本気で読み上げるお姉ちゃんにたくさんの拍手がおくられました。
「声優のおともだちにもプレゼントしたいと思って買ってあるの。普段こういう感じだから、お姉ちゃんがあげたらきっと笑ってもらえるよね!喜んでもらえたら嬉しいなと思いま〜す♪」
とっても美味しく、健康にも良いらしいふりかけ、味わってみたいですね。
それから、お姉ちゃんが長く続けている華道のお話になりました。
「私、池坊という流派で華道を習っててね。少しお休みしていた時期もあるんだけど、また再開して今は2週間に1回くらいの頻度でお稽古に通っているの。お教室に行くと、課題になるお花が置いてあって、先生に教わりながら色々な型で活けるのね。で、ある日ちょっと変わった活け方をする回があって、それがこちらです」

 
「なんか、モダンに、現代風にさせて活けるっていう。活け終わると、お家で活けなおす為にお花を抜いて包み直すの。でね、その前にこれを見ていたら、お姉ちゃんちょっとイタズラ心というか...こぉ、思いついてしまいまして。先生に見つかったらいけないので、ほかの生徒さんを指導されているときにパパパッとお花を挿しなおして作ったのがこちらです。」

 
「普段、本っっ当〜にまじめにお稽古してるの。でも、なんかやってしまったんだよねぇ〜。誰にも見られてない時にコッソリ活けて。あ、2種類いけるかも!なんてね(笑)写真まで撮って。それで、何事もなかったかのようにお花を包み直してご挨拶して帰るっていう。おかしいよね〜さて、以上お姉ちゃんの最近おはなしでした〜」おはなしコーナーが終了し、続いてはテストのコーナーです。
題して『お姉ちゃんといっしょフィーリングテストの時間よ♪』です。ルールは簡単。設問の回答がお姉ちゃんと一緒だったらOK!全問正解したらプレゼントがもらえます。残念ながら、昼の部では全問正解された方はいらっしゃらず。さて夜の部はどうなるでしょうか?
お姉ちゃんが設問を読み、皆さんと一緒に回答を選択していきます。皆さん、笑いながらもかなり真剣に答えを選んでいた様子が印象的でした。
さて、回答用紙が回収され結果発表は後ほどという事に。フィーリングテストのコーナーはここまでとなりました。

続きましては歌のコーナー。歌うは懐かしのアニメ「青空少女隊」より「府中しぐれ」。お姉ちゃん演じた鷺ノ宮さくらさんのキャラクターソングです。さらに、スマートフォン向けゲーム「ガールフレンド(仮)」より「夢中トラベラー」。お姉ちゃんが演じる17才の女子高生、天都かなたちゃんのキャラクターソングです。演歌とポップな歌という対極にある歌を、二曲続けてのお届けとなりました。
「演歌からの可愛い曲調で、感情の波がわーってしたね〜。さて、まだまだ歌っていきたいのですが、ここでゲストを呼びたいと思いま〜す。ほっちゃーん♪」
ここで、お姉ちゃんの娘であり、後輩声優に当たります、井上ほの花さんの登場です。
「は〜い!」と元気よく登場したほの花さんの手には、花束が。母の日も近かったということでサプライズで用意したそうです。
(以下、お姉ちゃんの発言の頭に「姉」ほの花さんの発言の頭に「ほ」と記載いたします)
姉「え!?その花束どうしたの?母の日?わ〜可愛い!この間ママが飾りたいなって言ってた芍薬だ〜きれい!ありがとう!」
ほ「どういたしまして。ママいつもありがとう」という微笑ましい会話をしつつ、早速歌に入ります。
歌うのはTVアニメ「ああっ女神さまっ」より「MyHeart 言い出せない,YourHeart確かめたい」です。お姉ちゃんがヒロインのベルダンディーを演じた作品です。
姉「この曲は、本来はウルド・スクルド・ベルダンディーの三人で歌うんだけど、今回はほっちゃんとデュエットでお届けしたいと思います!」
お姉ちゃんとほの花さん、二人の息もぴったり。そして、会場の皆さまの手拍子やタンバリン、サイリウムの動きもバッチリでした。
1993年リリースの曲ですが、いつもフレッシュで不朽の名作ですね。

さて、歌い終わったお姉ちゃんは、お衣装チェンジの為に中座します。
姉「では、娘は置いて参ります(笑)さらに、一旦この方にバトンタッチしますね。ふっしーです!」
そして、同じ事務所の後輩、ふしだりほさんがMCとして登場しました。(以下、ふしださんの発言の頭に「ふ」と記載いたします)
ふ「ここからトークコーナーをご一緒させていただきます。ふしだりほと申します。皆さま、よろしくお願いいたします。では早速“ほっちゃんだけが知っているお姉ちゃん”をテーマにお話ししていけたらと思います。まず、ほっちゃんが小さい頃、絵本の読み聞かせにまつわるエピソードを聞かせてもらえますか?」
ほ「はい。これは、すごく自分でもよく覚えていることで。毎晩、母がお仕事から帰ってくるのを待っていまして。ひとりで眠るのが苦手だった私の寝る前の楽しみだったんです。帰宅すると、手洗いうがいだけ済ませたら着替えもせずに私のベッドサイドに来てくれて、お喋りしたりお気に入りの絵本を読んで寝かしつけしてくれるんです。」
ふ「極上の読み聞かせですね!」
ほ「そうですね。母はイベントで絵本を読むこともあるので、皆さんもご存知かと思うのですが、その感じと変わらないので今思うと贅沢だなって思います。」
ふ「すごく良いエピソードですね。では次に、小さな頃に言われて覚えているきっこさんの言葉は何かありますか?」
ほ「あります。これは別の場所でもお話ししたことがあると思うんですけど“笑顔は魔法だよ”という言葉です。私は幼いころから魔法使いになるのが夢なんですけど、その夢を伝えた時にこの言葉をくれて。それから笑顔を大切にしようと思うようになりました。」
ふ「そのエピソード聞いたことがあるかも。きっこさんの運転する車で聞いたという。」
ほ「あ、そうです。お家の近所だけ運転できるという母の運転中にです。」
ふ「運転にも言葉にも、お姉ちゃんらしさがあふれてますね。」
ほ「そうですね(笑)ここから書初めの宿題に“笑顔一番”って書いたり。母の言葉の影響がすごく大きかったんだと思います。」
ふ「きっこさん、聞こえてたら泣いちゃうかもしれない。」
ほ「泣いちゃうかな?でも、本当にいつも味方でいてくれるし優しいんですけど、私が昔の話をすると、母は決まって申し訳なさそうにするんです。お仕事が忙しくて一緒にいてあげられる時間が少なかったって。でも、全然そんなことなくて!いつも学校で自慢してました。私のママ声優だから!え?スーパーの西友じゃないよ、声のお仕事!って(笑)」
ふ「スーパーの西友と間違えられるのは声優あるあるっていうやつですねぇ(笑)それにしても、とっても素敵なエピソードでしたね。ではトークはここまでで、ほっちゃんにもう一曲歌っていただきましょう。さてさて、なぜこの曲を選んだのですか?」
ほ「学生時代に、学校の仲間たちと文化祭で歌った思い出の曲だからです。母も歌って欲しいと言ってくれるので。今日は髪型も母のリクエストでツインテールにしました。昼の部も母のリクエストでハーフツインにしまして。」
ふ「そうだったんだ。その髪型は珍しいなと思ったけど、そういう理由だったんですね。それでは、歌っていただきましょう。ほっちゃん、よろしくお願いします。そして、私はここまでとなります。皆さま、ありがとうございました!」
ほ「ふっしーさん、ありがとうございました!それでは聴いてください“DREAMSOLISTER”」
元気いっぱいではじけるような歌声で歌い上げ、お客様からの拍手も響き渡っていました。
そして、お姉ちゃんが戻ってまいります。
姉「ねーママより盛り上げないで?(笑)トークめちゃくちゃ盛り上がってない?」
笑いながら登場したお姉ちゃん。なんと、ピンク色の野球ユニフォームを着ています。手にはほの花さんの分のユニフォームも。
ほの花さんの横に並ぶと、それを手渡し、ほの花さんもユニフォームを羽織ります。
姉「じゃあ、もう一曲ほっちゃんとデュエットを歌いたいと思います。私の世代でデュエットと言えばピンク・レディーさんなんですよ。私の実の姉が事務所の社長なんですけど、渚のシンドバッドを姉とイベントで歌ったり。」
ほ「それもすごいよね。中々聞かないよ。」
姉「そうだよね(笑)それで、今回はいろいろと好きな曲がある中でサウスポーをお届けします♪」
二人がダンスのポジションにつくと軽快なイントロが流れ出し、デュエットが始まります。
平素はふんわりゆっくりお姉ちゃんという印象がありますが、ハードに踊り、キリッとした表情で歌っていました。

 
ビシッとフィナーレのポーズが決まり、会場の皆さんからも熱い拍手をいただけました。
姉「ありがとうございまーす!楽しかった〜!そして名残惜しいですが、ほっちゃんの登場はここまでとなりまーす。ほっちゃん、どうもありがと〜」
ほ「はい、皆さまどうもありがとうございました!井上ほの花でした!」

そして、続くコーナーは「しくじりお姉ちゃん」。タイトルが映し出され、おもむろにお姉ちゃんが話し始めます。
「日々完璧に生きている私ですが、ついしくじってしまうこともあるんです。そんな時、何を学び、どの様に切り抜けてきたのか、というお話をこのコーナーでしていきたいと思います。」
冒頭の発言にいささか疑問が残った方もいらっしゃるかと思いますが、内容を見ていきましょう。
スクリーンに山手線と総武線の路線図が映し出され。そちらの路線図を前にお姉ちゃんが語りだします。(※山手線・総武線ともに東京近郊を走る電車の名前です)
「これは通称“山手線事件”と呼んでいるもので、今年の2月某日13時頃に新大久保で起きました。」お姉ちゃんが踏み台に乗り支持棒で路線図を指しながら進行していきます。

 
「私はこの日、新大久保のスタジオで収録を終わらせ、高田馬場駅でマネージャーさんと落ち合うという約束をしていたのです。なぜ高田馬場か?それは、はま寿司さんでご飯を食べるためです。ご存知の方もいると思うんですけど、はま寿司さんの注文用タッチパネルの音声ガイドにお姉ちゃんの声が起用されているの!発表前だったんだけど、写真を撮りたくて。ちなみに、もう食べに行ったよっていう方いらっしゃいますか?」すると、たくさんのお客様が手を挙げてくださいました。
「え?こんなに?ありがとうございます!」とお姉ちゃんはとっても嬉しそうな様子でした。
「それでね、馬場に行けますってマネージャーさんにラインをしたのが13時頃。新大久保駅から高田馬場駅まではたった1駅。3分で着きます。でも山手線に乗ってすぐにあれ?って思うんです。でも、あれ?って思った時にはもう新宿駅を越したあたり。逆方面に乗っちゃったの!やっちゃった!と思って新宿駅の次の代々木駅で降りたんです。急いで戻ろうと乗り換えて、ふと気づくと千駄ヶ谷駅にいたんです。もうパニック!代々木駅は総武線も走っているので、間違えてそちらに乗ってしまったんですねぇ。普段ならきちんと検索してその通りに行くのに、たったの一駅だし楽勝楽勝♪って思ったらまんまと間違えるというね!」お約束な展開に、会場は爆笑です。結局、きちんと検索をして無事に目的地に到着し、お寿司やデザートなどをたっぷり堪能できたそうです。

 
そして、マネージャーさんと別れ、山手線で新宿駅を目指したところ、気づけば池袋駅に到着していたというオマケつき。
「私がこの事件から学んだことは...山手線には気をつけろ、でした!」
チャンチャン♪
「そして、もう一つお姉ちゃんのしくじりをご紹介したいと思います。こちらをご覧ください」

 
「これはスターバックスカードの写真です。知っていますか?スターバックスカフェで使えるカードなんですけど、カードにお金がチャージしてあってお会計の時に使うことができるんですよね。人に差し上げたり、頂くこともあったりしてね。それで、プレゼントでいただいたものを使おうとした時の話なんだけど、裏面に“PINコードを削ってご使用ください”って書いてあるの。それで、お姉ちゃんが一生懸命削った結果がこちらです。」

 
写真が出ただけですでに笑いが起きます。
「間違えてるよねぇ〜。本来はこの右上のところを削らないといけないのに、バーコードの部分を一心不乱に削っちゃってね!コード出てこないなぁ〜もっと削らないといけないのかな?ってゴシゴシ削っちゃって。こんなにボロボロだけど、まだ救済の方法があるそうなので教えてもらって使おうと思います(汗)この事件から学んだことは...スタバカードには気をつけろ、でした!」
「もう一つおまけのエピソードをお話してもいいですか?声優さんて収録から収録の合間に時間を潰すことが結構あって、カフェに行くことも多いんです。その日は16時からの収録まで1時間あったから、スタジオからすぐの星乃珈琲店っていうお店に行ったんですよ。お腹もペコペコで、お気に入りの窯焼きスフレパンケーキっていうメニューを頼んだんです。大好きなオプションの生クリームも添えてね。オススメです!それで、頼む時にお出しするのに20分ほど掛かりますがよろしいですか?って聞かれるのね。でも、その日は混んでて25分以上掛かりますがって言われたの。25分以上って何分かかるか分からないから危ないかもって一瞬思ったんだけど、まぁいけるだろうって頼んじゃったの...」この時点で会場からはクスクスと笑い声が聞こえます。
「スタジオまで走れば3分かからないくらいだし、お会計の時間を入れてもきっと行ける!そう信じて待ちましたが結局来たのが15時45分。あっつあつのパンケーキをがむしゃらに食べたけど食べきれなくて、残してしまった罪悪感で胸が苦しいままお会計を済ませて、マネージャーさんと一緒に走って走って何とか5分前にスタジオについたのね。」会場にはどんどんかみ殺したような笑い声が増えていきます。
「それで、たくさん喋るからリップクリームを塗り直さないとと思って急いでお化粧室に行ったの。その時たまたまマスクをしてたんだけど、はずしたら口の周りにパンケーキとかクリームがぱーって付いてたの!」ここでドッと笑いが起きました。
「この年齢でこんなに口の周りにパンケーキつけてるなんてっていうね。この事件から学んだことは...スフレパンケーキには気をつけろ、でした!」
たっぷり笑いが取れたところでピンクのユニフォームを脱ぎ、ガラリと印象の違うサマードレス姿のお姉ちゃんになりました。ケープの様なデザインの襟が特徴的で、一面に赤とピンクのアネモネの花がプリントされています。初夏の雰囲気にぴったりですね。
「はい、お姉ちゃんのしくじりエピソードをたくさん聞いていただきました。それではここで、皆さんのフィーリングテストの結果を聞いていただきたいと思い...ません!間違えました!ここで歌を一曲聴いていただきたいと思います。」またしても笑いが起きましたが、その雰囲気とは真逆の雰囲気の歌をお届けしました。
歌ったのはスタジオジブリ映画「コクリコ坂から」より主題歌の『さよならの夏〜コクリコ坂から〜』
切なく郷愁を誘うようなメロディーが、お姉ちゃんの透明感のある歌声と合わさり響き渡りまし
た。
「ありがとうございました〜さよならの夏を聴いていただきました!そして、今度こそ、ここでフィーリングテストの結果発表を見ていきたいと思いま〜す!」という事で結果発表となりましたが、昼の部同様、夜の部も全問正解者はゼロ!
こちらにテストの内容と回答を掲載いたしますので、ぜひ皆さまもチャレンジしてみてください。

【夜の部フィーリングテスト問題】

 
【お姉ちゃんの回答♪】

 
満点の方がいらっしゃらないので、得点の高かった上位数名の方にプレゼントをお渡しすることになりました。

更に、プレゼントコーナーではクジ引きで選ばれた座席番号の方にサイン入りの目覚まし時計が贈られました。この目覚まし時計は、今回のイベントグッズで販売された「サウンド・アクリルスタンドおはようお姉ちゃんバージョン」でお姉ちゃんが実際に持っていた物になります。

そして、宴もたけなわでしたがイベントの終盤となり、お姉ちゃんがご挨拶をしました。
「さて、お姉ちゃんの今回のイベント”ふんわりトークライブ〜歌ってGO♪〜”もお別れの時間が近づいて参りました。いつもイベントたびに思うのは、色々な予定がある中で大切な時間を使って会いに来てくれてありがたいなっていう事です。特にゴールデンウィークだったし、忙しいのに来てくれたんだろうなって。本当に幸せな事だなって感謝の気持ちでいっぱいです。本日は本当にありがとうございました!お帰りの際に、お見送りをさせていただきます。その時にお土産用に作ったポストカードをお渡ししますので、ぜひ貰ってくださいね♪」
そして、最後の曲を歌ってお別れとなりました。
「では、最後にもう一曲お届けしたいと思います。アニメ「ああっ女神さまっ」から「あなたのBirthday」という曲です。昼の部だと今日お誕生日の方がいたんだけど、夜の部は・・・いない(笑)大丈夫です!あのね、17才を何度も迎えているお姉ちゃんなんだけど、それでも、本当の年齢になる日を迎えられることって本当にすごい事で、幸せな事だなって思っています。だから、ここにいらっしゃる皆さまにも、そんな特別な日を幸せな気持ちで迎えられますようにっていつも願っているの。お誕生日が遠い方も、気にせずこの歌に耳を傾けていただけたら嬉しいです。聴いてください。」
温かい歌声に会場の皆さんがギュッと包まれていました。ファンの皆さまのことをとても大切に想っているお姉ちゃんの気持ちが、ぎゅっと詰まった一曲でしたね。
「今日は本当にありがと〜。お見送りでまた会いましょう!」と手を振り、ステージは幕を閉じました。

そして、お見送り。お土産のポストカードを受け取りながら、皆さん短い会話を楽しまれていました。
長く応援してくださっている方、はじめましての方、ご家族でいらしてる方、色々な方のお話を少しだけうかがっておりましたが、皆さま優しく、あたたかな内容ばかりでした。
少しずつにはなってしまいますが、お姉ちゃんもこの時間を目一杯楽しんだようです。
お姉ちゃんのお姉ちゃん、お姉ちゃん、ほっちゃんの三人でキャンディーズを歌ってほしいとおっしゃる方が何人かいらっしゃいましたが...はてさてどうなるでしょうか?
そして、最後のおひとりまでしっかりお見送りをしてイベントは終了となりました!

皆さまっ、ライブレポートいかがだったでしょうか?現地にいた方は当日を思い出していただけましたでしょうか。いらっしゃらなかった方には少しでも雰囲気がおすそ分けできていたら幸いです。